死刑制度についてキリスト者としてどのような立場に立つべきかはデリケートな問題です。キリスト教界においても賛成派、反対派、様々な見解があります。
ちなみにフィリピンではカトリックの激しい反対により、二〇〇六年に死刑制度が廃止されました。しかし、同じフィリピンで、死刑制度の復活を望む声もあります。
元世界ボクシングチャンピオンで上院議員のマニー・パッキャオ氏は敬虔なプロテスタントのクリスチャン。彼は議会演説で「神は憐れみの神であるが同時に義の神でもある。死刑制度は神のみこころである」と明言しました。
その是非はともかく、神が義の神であり、終わりの日には神に従わない者を容赦なく滅ぼす方であることは忘れないようにしましょう。
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