Nichinan Chapel

飫肥杉香る礼拝堂 日南チャペル

眠りから覚める

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あなたがたは、今がどのような時か知っているのです・・・眠りからさめるべき時刻がもう来ています。(ローマ13:11)

1.「霊の目」を覚ます

私たちは夜や暗やみの者ではありません・・・眠る者は夜眠り、酔う者は夜酔うからです(Ⅰテサ5:5-7)

パウロが言う「眠り」とは「霊的な眠り」。それは夜の暗闇をさまよっている状態です。「兄弟を憎んでいる人は・・・暗闇の中にいる」(1ヨハネ2:9~11)との教えと合わせて考えると、霊的に眠っている状態とは「愛し合いなさい」とのキリストの教えをないがしろにしている状態と言えるでしょう。

2.「闇のわざ」を脱ぎ捨てる

遊び騒いだり、酔っ払ったり、性的な欲望のとりこになったり、争ったり、ねたんだりして時間を浪費してはなりません(ローマ13:13※リビングバイブル)

「互いに愛し合いなさい」という最高の教えを目標として歩まないと、私たちはすぐに欲望のとりことなり、無駄なことに人生の多くを費やしてしまうことになります。せっかく霊的成長の場として、また新天新地に備える時として与えられている人生を無駄にしてはいけません。

3.「光の武具」を身につける

私たちは昼のものなので、信仰と愛の胸当てを着け、救いの望みというかぶとをかぶり、身を慎んでいましょう(Ⅰテサロニケ5:8)

神のみこころに生きるとは、霊的な戦いに臨むことです。そのためには私たちはしっかりと霊的武具を身につける必要があります。創造主なる神に全信頼を置き、新天新地を待望しつつ、神の愛に生きることを目指す信仰の姿勢は私たちが装備すべき必要最低限の武具です。

説教者 高森恒喜牧師

(2018年9月9日礼拝説教の要約)

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