私たち「教会」をとおして、サタンの頭を砕くとはどのようなことなのでしょうか?
1.継続的な勝利
悪魔のわざを打ち破るために、神の御子が現れました(Ⅰヨハネ3:8)
イエス様はすでに十字架によって悪魔に対する勝利を得られましたが、しかし、その戦いはまだ教会をとおして継続中です。それは「救い」が一時的な出来事ではなく、新生から聖化へ、聖化から栄化へと続く継続的な出来事であることと同じです。イスラエルの民はすでに神の勝利を得ていましたが、自分自身も戦って勝利を得たことを覚えましょう。
2.信仰を守りとおす
私は勇敢に戦い抜き・・・信仰を守り通しました(2テモテ4:7)
信仰の戦いとは何よりも、その信仰を奪われないようにする戦いであることを意識しましょう(黙示3:11)。サタンはあの手この手で私たちから信仰を奪い去ろうと攻撃をしてきます。ですから教会はキリストの教えの純粋性を守ること、そして、ひとりひとりが死に至るまでキリストの教えに忠実であることによって神の栄光を現すのです。
3.世の欲から離れる
たましいに戦いを挑む肉の欲を遠ざけなさい(Ⅰペテロ2:11)
私たちが、キリストの教えの純粋性を保つ上で、また最後までその教えに忠実に生きるために大切なことは「世の欲」を遠ざけることです(Ⅰヨハネ2:15-)。もし、私たちがキリスト者でありながら「欲」に囚われるならば、その教えは歪められ、私たちの心はまことの神から遠ざかることになるのです。
説教者:高森恒喜師
(2018年12月30日礼拝説教の要約)