神の平安と将来と希望を与える計画が、私たちの人生に実現するために大切な信仰の姿勢を学びましょう。
１．神の最善を信じる
それはわざわいではなく平安を与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ（エレミヤ２９：１１）
バビロン捕囚の憂き目に、ユダヤ人は絶望し、将来への恐れと不安でいっぱいになっていました。そのような中、彼らは上記の神の預言を聞いたのです。多くのユダヤ人はそれを信じることができず、結果、間違った判断をしてしまいました。そうならないためには、全てが神の御手にあることを信じ、全てが最善となることを信じる姿勢が不可欠です。
２．神の命令を実行する
わたしがあなたがたを引いて行かせた、その町の平安を求め、その町のために主に祈れ。その町の平安によって...平安を得る（エレミヤ２９：７）
祖国を滅ぼした国の平安を祈ることなどできない、と思うのが普通の反応でしょう。しかし、神はそうしなさいと命じられました。そうすれば平安を得ると。自分の敵を愛するなんてできない、自分を迫害する者のために祈るなんてできない、それもまた普通の反応です。しかし、神はそうしなさいと言われるのです。それでこそ神の子どもだと。
３．神の御心を求める
あなたがたがわたしを捜し求めるとき、心を尽くしてわたしを求めるなら、わたしを見つける（エレミヤ２９：１３）
私たちが絶望的な状況に陥った時、それは私たちが神と出会う最大の機会です。そのような中で祈る祈りこそ、真の祈りとして神のもとに届くのです。その祈りによって、私たちが神と一つとなる時、私たちは聖霊に満たされ、聖霊は私たちの目を永遠の御国へ向けさせてくださるのです。それこそ、私たちの希望であり、将来であり、平安なのです。
(2022年10月23日の礼拝説教要約 説教者：高森恒喜牧師）
