死海文書(しかいぶんしょ)の日本語訳が刊行されるとのニュースを目にしました。
死海文書とはイスラエルの南にある塩湖、死海のほとりの洞窟で見つかった旧約聖書の写本を含む文書群のこと。
死海写本が見つかるまでは、最古の聖書の完全な写本は十一世紀のレニングラード写本だったのですが、死海写本はそれを千年も遡る写本でしたので、世紀の大発見でした。
何よりも人々を驚かせたのは死海写本の中に含まれているイザヤ書の写本と、レニングラード写本に違いがほとんどなかったこと。
つまり、聖書が非常に正確に書き写されて来たことを証明したのです。
死海文書を読む必要はありませんが、聖書は毎日読んでいきましょう。