Nichinan Chapel

飫肥杉香る礼拝堂 日南チャペル

2018-01-01から1年間の記事一覧

モノはドンドン捨てて、軽やかな人生を

下の娘も親元を離れたのを機に、引っ越しをすることにしました。一ヶ月かけ、仕事の合間合間に、少しずつ荷物を運んでいたのですが、先週はラストスパート。 お義母さんや、帰郷した娘の力も借りつつ、なんとか、荷物の移動と掃除を終え、ホッとしているとこ…

神の愛に生きる人生

「人の望むものは、人の変わらぬ愛」とありますが、人に「変わらない愛」を求めることができるのでしょうか? 1.人間の愛 情け深い人のためには・・・死ぬ人が・・・いるでしょう(ローマ5:7) 親子の愛、男女の愛、友人の愛、人の「愛」でも、私たちを感動さ…

新しい霊、新しい心

あなたがたに新しい心を与え、あなたがたのうちに新しい霊を授ける。(旧約聖書 エゼキエル36章26節) 上記の聖書の言葉に続く言葉は「わたしはあなたがたのからだから石の心を取り除き、あなたがたに肉の心を与える」です。ここでいう「肉の心」とは悪…

自己治癒力もまた神様の癒やし

先日、作業中に手の指先を怪我してしまいました。 傷の深さは病院に行くか、行くまいかと、迷う程度の微妙さ。 結局病院には行かなかったのですが、えぐられるようにして怪我したわりには、傷口がキレイだったようで、ピッタリとくっついてくれました。 不幸…

栄光の自由の中へ

被造物も私たち人間とともに「うめき」を発していますが、その「苦しみ」は単なる呻き苦しみで終わるものではありません。 1.被造物のうめき 被造物全体が今に至るまで、ともにうめき(ローマ8:22) 被造物(ひぞうぶつ)とは創造主なる神によって造られ…

主こそ神、ほかに神はない

主こそ神であり、ほかに神はないことを知るようになるためです。(旧約聖書 Ⅰ列王記8章59節) 今週の聖句として選んだのはソロモン王の祈りの一節です。 ソロモンは、世界のすべての人々に、創造主なる神こそが唯一絶対の神であることを知らしめるために…

愛らしくもあり、いじらくしもあり

以前、日南チャペルの玄関を出てすぐのところに、クロガネモチという木が植わっていました。 背の高い木で、この時期になると、毎年、頭上の葉の茂みから、ヴォンヴォン、ヴォンヴォンという音が聞こえて来ます。音の正体はミツバチの羽音。 1匹程度の羽音で…

神の計画

神の計画を妨害するサタンの計画、また神の計画と混同されやすい人間の計画について考えてみましょう。 1.神の計画とサタン(悪魔)の計画 悪者の望み、激しい怒り(箴言11:23) 神の計画を妨害すること、それがサタンの計画の目的です。 イスラエル…

すべてことはしても良い、しかし、すべてが有益ではない

すべてのことは、してもよいのです。しかし、すべてのことが有益とはかぎりません。(新約聖書 Ⅰコリント10章23節) 私たちは神の許しなしには、手を上げることも息をすることもできません。ということは、この地上に詐欺や窃盗、また、殺人、戦争がある…

いつまでそんなお腹してるつもり?

たまに訪れる某家電量販店があるのですが、その店の駐車場から出る時、いやでも目に入ってくる文句があります。 それが 「いつまでそんなお腹してるつもり?」 です。笑 グサッと来る言葉です(笑)これ、個人経営と思われるスポーツジムに掲げられいる看板…

子供であるなら、相続人である

創造主なる神が私たちを「子」としてくださることの意味と目的は一体どこにあるのでしょうか? 1.新天新地創造計画 見よ。まことにわたしは新しい天と新しい地を創造する(イザヤ65:1) 初代教会のクリスチャンは「正義の住む新しい天と新しい地」を待望してい…

選ばれたことを確かなものとせよ

召されたことと選ばれたこととを確かなものとしなさい。これらのことを行っていれば、つまずくことなど決してありません。(新約聖書 Ⅱペテロ1章10節) 私たちクリスチャンは「選ばれた種族、王である祭司、聖なる国民、神の所有とされた民です。」(Ⅰペ…

木星のことは忘れても、神様のことは忘れないで

朝夕とチャペルの裏手を流れる酒谷川の堤道を愛犬と30分ほどブラブラ歩くのが日課です。 暖かな春の日差しと、ひんやりとした春風に吹かれて歩くのは気持ちいいものです。最近は夜空を眺めながら歩くことも。 先日はオレンジ色の満月と、その下にひときわ…

クリスチャンの3つの特権

神様からクリスチャンに与えられている特別な権利について、理解を深めていきましょう。 1.罪に定められない 今は、キリスト・イエスにある者が罪に定められることは決してありません。(ローマ8:1) クリスチャンになってからも、自分はもしかしたら天…

あなたのパンを水の上に投げよ

あなたのパンを水の上に投げよ。ずっと後の日になって、あなたはそれを見出そう。(旧約聖書 伝道者の書11章1節) 私たちの働きは「水の上にパンを投げる」ように、一見むだに見えるような働きかもしれません。しかし、私たちは、堅く立って、動かされる…

ついついウトウトしてしまうような眠りは「春眠」ではないそうな

春はポカポカとした陽気のせいでしょうか。なんだか、眠くなってしまいます。 「春眠暁を覚えず」とは良くいったものだ、と思ったりすることもあるわけですが、実はこれ「ことわざ」としては誤用らしいですね。 本来の意味は「春の夜は心地よく眠れるので、…

天国とは

私たちは「天国」に向かって歩んでいますが、「天国」とは一体どのようなところなのでしょう? 1.天国はどこにあるのか? わたしが行って、あなたがたのために場所を備えたら・・・(ヨハネ14:3) 聖書で「天」という言葉を使用する時、それは「空」という意味で使…

幸いなことよ、主を尋ね求める人々

幸いなことよ。主のさとしを守り、心を尽くして、主を尋ね求める人々。(旧約聖書 詩篇119章2節) 神が私たちをこの地上に送られたのは「神を求めさせるため」(使徒17:27)であると聖書は教えています。 つまり、「神を求める」ことこそが、私たち…

あえて焦点を合わせないのもあり?

先日、ある健康バラエティー番組で、面白い目の休め方が紹介されていました。 それは度の強い老眼鏡をかけて、5分ばかり、何を見るでもなく、ボーッとしているだけ。 始めのうちは、目が一生懸命ピントを調節しようとするのですが、そのうちピントを調節す…

律法の目的と役割

律法の目的と役割の違いを学びつつ、愛と律法、罪と律法の関係について理解を深めましょう。 1.律法の役割 律法によらないでは、私は罪を知ることがなかったでしょう(ロマ7:7) 何か新しい技術や文化が生み出されると、それを利用して悪事を企む人が出てきま…

偽預言者に警戒せよ

にせ預言者たちに気をつけなさい。彼らは羊のなりをしてやって来るが、うちは貪欲な狼です。(新約聖書 マタイの福音書7章15節) 一流の詐欺師は、この世の中で最も良い人に見えるそうです。 人ではありませんが、この世で1番人をだますのが上手なのは、…

人間をとる漁師になることを願いつつ

先日、久しぶりに(2年ぶり?)妻と一緒に釣りに出かけました。 釣りをされたことがない方は、行けば、すぐになにかしら釣れるんでしょ?と思われるかもしれませんが、実際は、釣れない時のほうが多いです(下手だからかも)。 でも、自分で直接、魚を釣る…

狭い門から入れ

「狭き門」。慣用句にもなっている今回の聖句ですが、その本来の意味をしっかりと理解しましょう。 1.狭い門を見いだすために いのちに至る門は小さく・・・それを見いだす者はまれ(マタイ7:14) 永遠の命に至る門は人々の目に魅力的には映りません。むしろ、…

真理はあなたがたを自由にする

あなたがたは真理を知り、真理はあなたがたを自由にします。(新約聖書 ヨハネの福音書8章32節) 私たちの敵である悪魔は何によって私たちから自由を奪ったのでしょう? 「偽り」によってです。 アダムとエバは悪魔の「偽り」に耳を傾け、それを信じてし…

主に癒やされ、猫に癒やされ

自宅には猫が4匹います。 猫なんて1匹も飼う予定はなかったのにです。 ことの始まりは、ある日、自宅に届いた猫トイレ。 猫なんて飼っていないのに・・・どうして? 不思議に思って妻に問うと、抽選で当たったとのこと。 飼う予定もないのに、なんで? さら…

復活の希望

キリストの復活はクリスチャンにとってどのような意味があるのか確認していきましょう。 1.初穂としての復活 死者の復活がないのなら、キリストも復活されなかった(Ⅰコリント15:13) パウロは「死者の復活はない」(Ⅰコリント15:12)という人々を非難しました。 ここ…

悔い改めて生きよ

わたしは、だれが死ぬのも喜ばないからだ。~神である主の御告げ~だから、悔い改めて、生きよ。(旧約聖書 エゼキエル18章32節) 私たちは人間である以上、またこの地上で生活している以上、過ちを犯します。 同じ失敗を繰り返してしまい、こんな私を神…

いいえ、ちょっと曲がります。

最近見た、短い投書に、ふと顔がほころびました。 ある1年生の男の子が、体育の授業中、転んでケガをしたそうです。 それで、先生がその男の子にばんそうこうを貼ってあげたのですが、その時に、放課後学童保育に寄るかどうか、尋ねたそうです。 「今日まっ…

できることをする

1.できることをする信仰 この女は自分にできることをしたのです(マルコ14:8) 神様が、私たちに常に「自分にできないことをしなさい」と求められている方だと思ってしまうと、そのプレッシャーに押しつぶされてしまうかもしれません。しかし、実際は…

あなたの右の手が私を救う

私が苦しみの中を歩いても、あなたは私を生かしてくださいます。私の敵の怒りに向かって御手を伸ばし、あなたの右の手が私を救ってくださいます。(旧約聖書 詩篇138篇7節) 主は力強い御手をもってイスラエルの民をエジプトの地から連れ出されました。 …