Nichinan Chapel

飫肥杉香る礼拝堂 日南チャペル

2019-01-01から1年間の記事一覧

人はなぜ嘘をつくのか?

なぜ人は嘘をついてしまうのか?どうすれば霊的生活をおびやかす嘘を遠ざけることができるのか?学んでまいりましょう。 1.アブラハムの嘘(保身) 人々が私の妻のゆえに私を殺すと思ったのです(創世記20:11) 「信仰の父」と称されるアブラハムです…

誰と一緒にいる時の自分が好きですか?

「どこにいる時よりも、ふじ子の前にいる自分が、信夫は好きだった」 これは小説「塩狩峠」で主人公が親友の病気の妹を見舞う際の心理描写。 あれ?どこかで・・・ と思ったら、最近、ある芸人さんと電撃結婚をした女優さんがこれと似たことを言っていました…

口の言葉、心の思い

私たちが思う以上に、神は口の言葉と心の思いに目を向けられています。それが私たちの人生に大きな影響を与えるからです。 1.思考は言葉に 良い人は、その心の良い倉から良い物を出し、悪い人は、悪い倉から悪い物を・・・人の口は、心に満ちていることを…

なかなか悪意のある編集

高校生のころだったでしょうか?パレスチナ問題を取り扱った番組を見ました。 その内容は忘れてしまったのですが、最後の場面だけは印象に残ってます。 それはイスラエルの少年とアラブの少年の様子を対比させながらのエンディングです。 ゲームセンターで3…

互いに赦し合いなさい

キリストの教えの中心は「互いに愛し合いなさい」ですが、そこには「赦し」が含まれていることを忘れてはないでしょうか? 1.赦さないなら、従えない 互いに忍耐し合い、だれかがほかの人に不満を抱いたとしても、互いに赦し合いなさい。主があなたがたを…

嫌なことは、とっとと忘れましょう

夫婦喧嘩をしてる最中に、今の喧嘩とは全く関係ないあれやこれやが思い出されてヒートアップ。 "夫婦喧嘩あるある"ではないでしょうか(笑) これが夫婦ともに記憶力に自信があったりすると、言った言わないの無限ループに陥ることも。 幸い、私はこのありが…

たましいの救いとは?

「たましいの救い」とは具体的にどのようなことなのでしょうか?聖書をとおして確認してみましょう。 1.たましいとは? あなたがたの霊、たましい、からだのすべて・・・(Ⅰテサロニケ5:23) 「たましい(プシュケー)」は聖書の別の箇所では「命」、…

余計な遺伝子が目覚めてしまった

お父さん!そんなことしないで!父が母に怒られていました。 その時父は何をしていたかというと、何を思ったか、愛犬のドッグフードを試食していたのです。 それだけでなく、なかなか美味いじゃないかと、教会学校の子どもに、ほれ!食べてみなさい!美味い…

聖霊に満たされて歩む

ローマ軍の百人隊長だったコルネリウスの敬虔な信仰は異邦人が聖霊に満たされるという教会の歴史的転換につながりました。彼の信仰に学びましょう。 1.神を恐れる人 主を恐れることは知識の初め(箴言1:7) 創造主なる神への畏敬の念は私たちが持つべき…

「時」を見誤るとあれれ?ということに

十数年前、あるクリスマス愛餐会でのことです。和やかな雰囲気の中、兄弟姉妹と共に食事を楽しんでいたのですが、隣席の中年男性が食事に手をつけようとしません。 表情も暗かったので、どうかされました?と声をかけると 「こうしている間にも、世界では戦…

真の宗教とは?

「宗教」には怪しいとか難しいというイメーシがあるかもしれませんが、本来、宗教はそのようなものではありません。聖書が「宗教」についてどう言っているかを確認しましょう。 1.悪から離れ、善に生きること 宗教とは、孤児ややもめたちが困っている時に…

主にあっていつも上機嫌(^^)

あるセルフサービスのうどん屋に行った時のこと。 若い女性がレジをしてくれたのですが、挨拶もないどころか、何を尋ねても露骨に嫌そうな顔をします。 終始、眉間にシワを寄せてムスッとしてるのです。 しかし、厨房のほうからその女性に声がかかった瞬間、…

神の子どもとはどんな人?

「子どものようになる」とはどのようなことでしょう?今回は「~ではない」という視点から学びましょう。 1.何も考えない人ではない 若い人には、あらゆる点で思慮深くあるように勧めなさい(テトス2:6)単純であることと、単細胞であることとは異なり…

どうして言ってくれなかったの?

日南市に移住して間もない頃。 ある方に「趣味は何ですか?」と聞かれました。 はたと返事に困りました。 そう言われてみると自分には趣味らしい趣味がありません。 (趣味のひとつぐらいあったほうがいいかな?) 色々と考えた末、せっかく、海も近いことだ…

神を喜ばせる生活

「私たちが心から願うのは、主に喜ばれることです」が、何が神を喜ばせるのかを私達は知っているでしょうか? 1.神は私達の信仰を喜ばれる 信仰がなくては、神に喜ばれることはできません(ヘブル11:6) 神を喜ばせようと願うならば、まず何よりも「信…

悔い改めとは180度の〇〇〇〇!

「液体のり」と言うと、幼い頃にその容器をひっくりかえすと、中の気泡がスーッと浮かび上がるのが面白くて、何時間も飽きもせずに遊んでいたことを思い出します。 と、私にとって液体のりとはその程度のもの。 しかし、この液体のりには素晴らしい可能性が…

キリストに結ばれて歩む

キリストに結ばれて、豊かな実を結ぶために私たちはどのような生き方をすれば良いのでしょうか? 1.感謝する生活 キリストの中に根ざし・・・あふれるばかりに感謝しなさい(コロサイ2:7) キリストの教えが私たちの血となり肉となり、私達の生活全体に根…

あのぉ、そのぉ・・・まだ・・・考えていません・・・

ショートスリープ(短時間睡眠)に関するセミナーが開かれました。 メディアも注目するようなセミナーだったらしく、その参加者に、セミナーの感想を求め、記者がインタビューする様子が放映されていました。 ひとりの若者にマイクが向けられました。 彼は誰…

神は平等なお方なのか?

神は平等な方である。それは確かに真実です。しかし、同時に神は不平等な方であることもまた真実なのです。 1.神は平等な方である 私はこの最後の人にも、あなたと同じだけ与えたいのです(マタイ20:14) イエス様はある時、ぶどう園の労働者とその雇…

そうなの、夫のほうが上手なの!

アジアの小国の文化や生活を紹介するテレビ番組を見ました。 民族衣装を着た、童顔の若い旦那さんが、フライパンを片手に料理をしています。 奥さんはそのすぐ後ろに立っているのですが、見てるだけ。 その様子に、テレビスタッフが「この国では旦那さんが料…

「教えの風」に翻弄されないために

キリスト教界には様々な「教え」が流行することがあります。私たちはそれらの教えに翻弄されることのないように注意しなければなりません。 1.聖書に書かれていることを知る 「書かれていることを越えない」ことを・・・学ぶため(Ⅰコリ4:6) 実は「聖…

理性的な生活とクリスチャン生活

戦争の愚かさを表現するのに、同種で殺し合うのは人間だけだ!と言ったりするのを聞いたことはあるかと思います。 しかし、実際はそうでもありません。 たとえばオオカミは熾烈な縄張り争いの中、他のグループのオオカミを殺します。交尾直後のメスカマキリ…

「病」と信仰生活

クリスチャンだからといって「病」を経験しなくなるわけではありません。私たちは「病」をどう捉えるべきでしょうか? 1.「病」にかかることは不信仰ではない エリシャが死の病をわずらっていたときのことである(Ⅱ列王記13:14) 「病」を煩っている…

だって愛してるんだもん

近所でも評判のとても仲むつまじい老夫婦がいました。 特に旦那さんが奥さんのことが大好き。 毎日、しかも、しばしば、奥さんに「愛してるよ、愛してるよ」と言っているというのです。 その話を聞きつけたあるラジオ番組が旦那さんにインタビューしました。…

キリストにとどまる

イエス様にとどまることによって、私たちはどのような者となることができるのでしょう? 1.信仰にとどまる わたしにとどまりなさい。わたしもあなたがたの中にとどまります。(ヨハネ15:4) キリストにとどまるとは「天下にナザレのイエス以外に救いはない!(使…

健康になりたいの?なりたくないの?

まだ若かりしころ、夜、犬の散歩をしていると、上下ジャージ姿で首にタオルを巻いたメタボなおじさんがエッホエッホと歩くのとすれ違いました。 頑張ってるなあと、少しして後ろを振りかえると、暗闇にぽうっと浮かび上がる赤く小さな光。 なんだろう?と目…

キリストの復活

イエス様が死よりよみがえられたという出来事は私たちに何を示しているのでしょうか? 1.ナザレのイエスこそ神の子(キリスト) 聖なる霊によれば、死者の中からの復活により、力ある神の子として公に示された方、私たちの主イエス・キリスト(ローマ1:4…

何色が好き?

私が幼稚園生の頃。教会学校の先生に「何色が一番好き?」と尋ねられたので元気に黄土色!(おうどいろ)」と答えると、先生は、え?と言う顔をしました。 私はなんでそんな顔する?と思ったことを、何の脈絡もなく、ふと思い出しました。 それで、その時の…

私たちの信じる神とは?

聖書が啓示する「神」とはどのようなお方なのでしょう?私たちが神に対する理解を深めることは、さらに豊かな信仰生活につながります。 1.天地万物を造られた神 私の助けは主から来る。天地を造られたお方から(詩篇121:2) 私たちが信じる神はどのよう…

黒いけれども美しい・・・

神学生時代、ある開拓教会で食卓を囲んでいると、目の前に座る年配の姉妹が私の顔をしげしげと見てこう言いました。 「あなた、もうちょっと顔をよく洗ったほうがよろしいかも。まだ黒いわよ。」 すると、「違いますよ。これはもともとです。洗って落ちる類…